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日本の教員ら、千葉初中を訪問

民族教育への理解深める

授業を参観する日本の教員たち

 全日本教職員組合千葉女性部の小学校教員42人と船橋市小学校教育研究協議会学級運営分会の教員28人が12、16の両日、千葉朝鮮初中級学校を訪れ授業を参観した。

 教員のほとんどが同校を訪ねるのは初めてで、授業参観のほか、生徒たちの公演などを観覧した。

 授業を参観した教員らは、高い水準の教育内容と教員たちのひたむきな姿勢、厳しい状況の中でも子どもたちがしっかりと学んでいる姿に感動したと感想を述べた。また、朝鮮の文化と芸術に触れる機会となった生徒たちの公演についても、惜しみない賛辞を送った。

 同校教員との懇談会では、民族教育の歴史と朝鮮学校が置かれている現状などについての理解を深めたほか、朝鮮学校に対する差別が存在する現実に胸を痛めながら、今後は積極的に協力していきたいと語った。

 千葉初中では、年初から日本学校教員との交流事業を積極的に進めており、対外事業を活発化させることで、民族教育への支持と声援を広めていく予定だ。【千葉初中】

[朝鮮新報 2008.1.21]