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広島初中高 民族芸術サークル発表会

民族の誇りを歌と踊りに

民族管弦楽部

 広島朝鮮初中高級学校「第1回民族芸術サークル発表会−希望−」が1月19日、広島市中区のアステールプラザ行われた。

 昨年まで芸術サークル部員たちは、サークルごとに発表会を行ってきた。

 今年からは、「民族芸術サークル発表会」と銘打ち、初中高級部の舞踊部、中高級部の声楽部、初級部の器楽部、中高級部の民族管弦楽部の児童・生徒たちが共に出演し、より多くの同胞と日本の市民たちに民族教育の誇りと朝鮮の芸術のすばらしさを伝えようと催された。

声楽部

 当日、会場には450人を超える同胞たちが詰めかけた。場内は観客たちの熱気に包まれた。

 出演者全員による序幕「光明」から、終幕の大合唱「私たちのゆりかご、私たちの希望」まで、出演者たちは日頃磨き上げてきた練習の成果を余すことなく発表した。

 生徒たちの高い芸術性は観客たちにたくさんの喜びと感動を与えた。

 この日の公演には、朝鮮大学校教育学部2年生の李蘭淑さんをはじめとする、各サークルのOGたちも友情出演して、舞台に花を添えた。

舞踊部

 公演を観たある保護者は、「3つの芸術サークルが合同で出演したので、本当に価値のある公演になった。自分の子どもだけではなく、ほかの子どもやサークル部員たちの才能を観聴きできたことにとても感動した。朝鮮の歌と器楽、舞踊は最高! 来年も引き続きこの企画を行ってほしい」と称賛を惜しまなかった。

 この行事を機会に、同校の教員・生徒たちは、これからも民族芸術を守り、発展させていく努力を惜しまず、多くの同胞たちに民族教育のすばらしさを伝えていく決心を新たにした。【広島初中高】

[朝鮮新報 2008.2.1]