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各校でさまざまな行事 4.24の魂受け継ごう

 4.24教育闘争60周年に際し、神奈川朝鮮中高級学校中級部と高級部の共同写真展示会と学習会が4月21〜30日にかけて行われた。

 学習会は、解放後の在日朝鮮人の生活、朝聯の結成、民族教育の始まり、4.24教育闘争の内容、現在までの権利擁護のためのたたかいの5つのテーマで行われた。

 また、1、2世が血と汗で守ってきた朝鮮学校を、彼らの精神を受け継いだ3、4世が発展させていくべきであり、そのためにもすべての生徒が学校生活に積極的に参加していこうと強調された。

 生徒らは、1、2世の精神を実感できたと述べながら、これからも民族教育を守り発展させるために学校生活に積極的に参加する決意を新たにしていた。【神奈川中高】



 東春朝鮮初級学校で4月24日、高学年を対象に4.24教育闘争体験者である社協東海支部の金宗鎮会長の話を聞く集いが行われた。金宗鎮会長は4.24教育闘争当時、初級部6年生だったと述べながら、同胞たちと一緒に愛知県庁に行って抗議闘争を行ったことや警察が生徒たちの前で朝鮮学校の教員を逮捕していったことについて語った。

 また、4.24教育闘争は学校を守るたたかいであると同時に朝鮮の言葉と文字、民族の魂を守るたたかいでもあったと述べながら、「二度と他国の支配を受けないという民族意識を守るたたかいだった」と感慨深げに振り返った。話を聞いた生徒たちは、母校を愛し勉学に励むことを決意していた。【東春初級】

[朝鮮新報 2008.5.7]