top_rogo.gif (16396 bytes)

群馬初中で田植え体験 「食育」「情緒教育」の一環

 群馬朝鮮初中級学校の全校生が6月30日、「食育」「情緒教育」の一環として、田植えを体験した(写真)。在日同胞と親交の深い高瀬忠尚さん(群馬県藤岡市在住)の計らいにより、生徒たちは日頃なかなかできない貴重な体験をした。

 農作業を身近に感じ、農業の大切さを知ってほしいという趣旨で実現したこの体験を通して生徒たちは、「一粒のお米ができるまでにこんな苦労があるとは思わなかった」「これからは何でも残さず食べようと思う」と口々に語っていた。

 高瀬さんは、一回の田植えだけではなく一年を通して苗の観察、収穫までを体験してほしいと話している。

 田植えを終えた生徒たちは千秋夫・教育会相談役が経営するスパで汗を流し、食事をご馳走になった。

 今回、田植えをした水田の収穫量は、450キロになるという。【群馬初中】

[朝鮮新報 2008.7.22]