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北陸、新潟で夏期学校

北陸

 北陸地域での夏期学校が8月1〜7日、北陸朝鮮初中級学校と総連石川県本部会館で行われた(写真)。北陸初中で行われた夏期学校には、8人の生徒と7人の幼児らが参加。朝鮮語のあいさつや数の数え方、歌などを習った。同時に、昆虫採集や工作なども楽しんだ。同校で行われている夏期学校には、毎年日本学校に通う生徒らと共に朝鮮学校の生徒も参加している。

 一方、総連本部会館で行われた夏期学校に参加した生徒の中には、今年初めて参加した子もいた。初日目は不安いっぱいで泣きながら来たその生徒は、授業を受けた後、家に帰って両親に「とても楽しかった。明日からも参加する」と感想を語り、その後は楽しく学校に通った。

 今回の夏期学校には、同地域出身の朝鮮大学校の学生5人と愛知朝鮮中高級学校高級部の生徒2人が講師を受け持った。

 講師を任された朝大生は、「子どもたちに勉強を教えることに誇りを感じた。大学で一生懸命学び、同胞社会に役立てる人材として準備していきたい」と語った。【北陸初中】

新潟

 新潟朝鮮初中級学校で8月1〜7日、夏期学校が行われた。

 同校で夏期学校が行われるのは2年ぶり。来学年度の新入生と編入生らと共に、転校生や幼児たちも多く参加した。

 子どもたちは、最初はよそよそしかったが、時間が経つにつれて仲良くなり、毎日楽しく過ごした。

 授業は、朝鮮語や音楽、理科、図工などをはじめ、プールや水族館などでの課外授業も行われた(写真)。

 また、今回の夏期学校では、新潟初中の低学年の生徒らが子どもたちに朝鮮の言葉と文字を教えた。【新潟初中】

[朝鮮新報 2008.9.1]