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千葉初中と日本の教職員が交流会

朝鮮学校への理解深める

授業を参観する日本の教職員たち

 千葉朝鮮初中級学校教職員と千葉県教職員組合(千教組)、千葉県高等学校教職員組合(高教組)メンバーらの教育交流会が4日、千葉初中で行われた。

 千教組と高教組のメンバー23人は、同校の金正成校長から学校の沿革と民族教育の現状、同校と千教組、高教組の交流の歴史などについての話を聞き、授業を参観した。

 メンバーの半数以上は同校を訪問したことがあるが、初めて訪問したメンバーらは、生徒たちの学習意欲の高さや教員の指導、整理整頓された校内とさまざまな掲示物などを見て、日本学校と変わらないどころかそれ以上だと口をそろえた。

 授業参観に続いて、生徒たちによる公演が行われた。

 器楽合奏や民族楽器重奏、舞踊などの演目を見たあるメンバーは、「真剣なまなざしでの演奏や真剣な中にも豊かな表情のある演技など、すべての演目のレベルの高さに感動した。民族意識を高めるためのさまざまな場面での取り組みはとても大切なことだと思った。私たちも、日本人としての民族意識を高める努力が大切だと感じた」と感想を述べた。

 交流会では、「千葉朝鮮学校を支える会」から贈られたテレビラック6台とデジタルカメラの贈呈式も行われた。

 参加者らは七輪を囲んで焼肉を食べながら、教育に関する議論に花咲かせながら、交流を深めた。【千葉初中】

[朝鮮新報 2008.10.15]