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あいちムジゲ会のお楽しみ会 再来年の発足10周年に向け

楽しいひと時を過ごした参加者たち

 あいちムジゲ会の2008年度お楽しみ会が7日、名古屋朝鮮初級学校で行われた。自閉症、ダウン症、小児麻痺、身体障がいなどのハンディを持つ障がい者8家族と、愛知朝鮮中高級学校高級部の生徒ボランティア12人、コリアンネットあいちボランティアネットワーク「ポラムティア」のメンバーら40人が参加し、楽しいひと時を過した。

 また、今年も「在日外国人の年金差別をなくす会」代表の鄭秀永さん(先天性の重度身体障がいを負いながら、障がい者の自立を目指し、2005年7月より全介助でアパート暮らしを始めている)が参加した。

 集いでは、子どもたちは折り紙や風船でゆったりと過ごし、大人たちは恒例の会議を行った。

 会議では、参加できなかった会員たちの近況や2007年度の活動を確認し、再来年はあいちムジゲ会発足10周年ということもあり、懸案となっている作業所、グループホーム開設について踏み込んだ行動を行うことや、企業の障がい者枠への就職活動支援について話し合われた。

 また、ムジゲ会全国交流会へ積極的に参加することや、「ポラムティア」的に個別支援を充実させることなどについても多くの意見が交わされた。

 会議終了後、全員で昼食をとり、カラオケやビンゴゲームなどを楽しんだほか、生徒ボランティアの自己紹介に続き、2007年度の会長を務めた李美淑さんがあいさつし、最後は記念撮影で無事に終了した。障がいをもつ子どもたちの兄弟たちが、ボランティアとして参加していることは、活動8年の重みと励みになっている。

 2009年度の会長は、あいちムジゲ会通信でおなじみの「うちのリミちゃん」を連載している一宮市在住の卞鮮華さんに決まった。【NPO法人コリアンネットあいち】

[朝鮮新報 2008.12.22]