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労働新聞、平壌公演に先立ちニューヨーク・フィルを紹介

 労働新聞11日付は「歴史が古い交響楽団」と題する署名入りの記事で、オーストリアのウィーン・フィルハーモニー、ドイツのベルリン・フィルハーモニーとともに、26日に平壌で公演を行う米国のニューヨーク・フィルハーモニックを次のように紹介した。

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 米国のニューヨーク・フィルハーモニックは1842年に創立した。

 1893年に、当時ニューヨークの音楽学院院長であったドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」を世界で初めて演奏したのは、同フィルハーモニックの誇りとなっている。

 1900年代に入り、オーストリアの作曲家で指揮者のマーラーと指揮者のストコフスキーが常任指揮者に就任した後、同フィルハーモニックのレベルは急速に上がった。

 イタリアの名指揮者トスカニーニ、米国のバーンスタインが常任指揮者を務めたこともあった。

 ニューヨーク・フィルハーモニックは、ウィーン古典派音楽以前の音楽からロマン派時期の音楽、現代音楽にわたる様々な時代の多様な音楽作品を演奏している。

 同フィルハーモニックは世界各国の都市で巡回公演を行った。2002年から現在まで、ローリン・マゼル氏が常任指揮者を務めている。

 一方、民主朝鮮紙19日付は26日の平壌公演で演奏されるドヴォルザークの交響曲「新世界より」を詳しく紹介、同交響曲を演奏する代表的な楽団の一つとしてニューヨーク・フィルハーモニックの名を挙げた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.2.22]