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平壌で全国セミナー 知的財産の保護活動活発

 知的所有権保護に関する全国セミナーが4月23、24の両日、平壌の人民文化宮殿で行われた。科学、教育、文化芸術、出版報道など各部門の職員と世界知的所有権機関(WIPO)代表団が参加した。

 セミナーでは開幕の演説が行われた。

 国家品質監督局の朴成国副局長は、朝鮮で知的所有権に対する社会の認識を高め、社会・経済生活と文化の発展に寄与する知的製品の創造と保護活動が活発に行われていることについて述べた。

 WIPO代表団の高航団長は、同機関の機能と活動、知的所有権保護が持つ重要性、世界知的所有権の日の制定などに言及した。

 続いて、「朝鮮民主主義人民共和国での知的所有権保護と国家的政策」「政府機関、大学、研究開発機関における知的所有権に関する教育と養成の重要性」「特許および商標権の侵害に関する概要」「他国での知的所有権保護および管理に関する概括」などと題して国家品質監督局の崔治虎処長、金現一責任部員、世界科学院のアニル・シンハ課長、中国国家工商行政管理総局商標局の張誠課長らがそれぞれ討論した。

 各討論者は、知的所有権保護においてさらなる成果を収め、それぞれの国と民族の歴史と文化、具体的な実状に即して新しい知的所有権理論を確立し、知的所有権の保護・奨励を強化し、国際機関と他国との交流と協力を発展させることについて強調した。

[朝鮮新報 2008.5.7]