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独島「固有領土」明記を非難 祖国戦線代弁人が談話

 祖国統一民主主義戦線(祖国戦線)スポークスマンは5月23日、日本の文部科学省が中学校の「新学習指導要領の解説書」に独島(日本名=竹島)を「わが国固有の領土」と明記する方針を固めたことで談話を発表した。

 談話は、「新学習指導要領の解説書」に従い、日本の小中学校教科書に「独島領有権」が全面的に反映される事実に言及し、これを「わが民族の尊厳と自主権に対する許しがたい侵害、正義と歴史の事実に対する乱暴なじゅう躙」であると糾弾した。

 談話は、「独島は昨日も今日も明日もわが民族の神聖な領土である」と主張。日本当局がさる2月、外務省のインターネット上のホームページに独島が自国固有の領土であるとの文書を掲載したのに続いて、今度は小学校と中学校での「独島領有権」教育強化をおく面もなく表明したことは、これを既成事実にして再侵略策動を本格化しようとする無謀かつ不純な悪巧みをさらけ出したものであると指摘した。

 一方、談話は、日本の領土膨張企図に油を注いでいるのは李明博一味であると述べ、日本の反動層が堂々と「独島領有権」教育を強化しようとしているのも、まさに「未来志向的な韓日関係」を唱えて屈辱的な親日事大行為に明け暮れる李明博一味がもたらした産物であると指摘した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.5.30]