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8月から「アリラン」旅行者増加予想

観光客受け入れ準備着々

 国家観光総局をはじめ朝鮮国内の関係機関は現在、8月からの大マスゲームと芸術公演「アリラン」の上演期間中に、観光客を迎えるための事業を積極的に進めている。

 「アリラン」上演期間中は、外国人にとって朝鮮を訪問する良い機会となっている。

 国家観光総局のホン・インチョル副処長は、「今年は『アリラン』上演の前後に平壌を訪れる観光客の数がこれまで以上に多くなるだろう」と予想する。

 現在、関係機関では「アリラン」公演を目玉にした朝鮮観光誘致を精力的に繰り広げている。

 朝鮮国際旅行社、国際青少年旅行社、朝鮮国際金杯旅行社では、すでに中国、マレーシア、シンガポールなどで国際観光展示会を開いた。現地で「アリラン」公演や国内の有名な観光地を紹介するなど活発な広報活動を展開している。

 中国、マレーシア、シンガポールではチャーター飛行機を利用した朝鮮観光が企画されているという。

 一方、国内では観光客の案内、交通、通訳など一連のサービスを円滑に行うための準備作業を急いでいる。

 観光客への通訳ガイドを対象にしたさまざまな講習が行われ、観光バスの整備作業も完了した。羊角島ホテル、高麗ホテルなども受け入れ態勢を整えている。

 また名勝地として有名な妙香山、九月山、開城などへの観光旅行パッケージも多彩な形で準備されている。観光宣伝社では「朝鮮観光」「平壌」「檀君陵」などをテーマにした観光パンフやガイドブック、観光グラフを編集して発行している。【平壌支局】

[朝鮮新報 2008.6.13]