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山林科学分院の成果

 朝鮮の国家科学院山林科学分院の研究者らが成果を拡大している。

 経済林研究所の研究者らは、アロニア、シーベリー、クリの木をはじめ経済的価値の高い各種の苗木数万株を試験場で順調に育てている。また、新種のポプラを山地で栽培するための研究とともに、シロチョウセンゴヨウマツを全国各地に大量繁殖させるため各所の試験場で接木を広く導入している。研究所は、すでに従来の品種に比べて収穫性がはるかに高いクルミの新種と寒地での栽培が可能で生産性も高いブンカンカ品種について研究して大量生産した経験がある。

 山林経営学研究所では、日照りに耐えられる混成林の造林方法を完成して現場に導入している。研究者たちは、チョウセンゴヨウマツをはじめとする針葉樹とハンノキなど広葉樹をうまく組み合わせて幹線道路や鉄道、村落の周辺に造成するプランも作成した。

 山林保護学研究所では、クヌギの青枯れ病とマツの枝枯れ病の発病原因を正確に解明し、その拡散予防のための対策を講じている。また、マツケムシの被害を防ぐためのさまざまな科学技術的方法を全国各地に導入しており、その過程に多くの成果を収めた。

 研究所では、すでに開発された生物農薬で害虫を駆除する方法を積極的に導入するとともに、天敵を利用した害虫駆除の研究でも成果を収めている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.6.13]