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祖平統 李明博大統領を非難、首脳会談提案は言語道断

 祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマンは、南朝鮮の李明博大統領が共同通信との会見で北南首脳会談開催問題を持ち出したことで7日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 周知のように、北南間ではすでに2回にわたって首脳対面が実現して重大な宣言が発表された。

 しかし、李明博は全民族と全世界が一様に支持、歓迎した首脳対面と宣言を全面的に否定、無視した。

 そのような彼が首脳会談をうんぬんするのは言語道断である。

 政権が代わったからといって北南宣言を覆すのは、初歩的な道徳もない無礼な行為であり、全民族の志向を乱暴に蹂りんするものとして絶対に許されない。そうした相手と向き合えないのは至極明白である。

 とりわけ、6者会談で解決されつつある核問題を北南首脳会談で論議するというのは、その真意が他にあることを示している。

 李明博が首脳会談問題を持ち出したのは、北南関係悪化の責任を免れ、内外で孤立した境遇から脱し、世論をミスリードしようとすること以外の何ものでもない。

 李明博は首脳会談を語る前に、6.15共同宣言と10.4宣言に対する立場を明白に示すべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.7.11]