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大同門映画館 連日のにぎわい、6月に全面改築

 平壌市中区域勝利通りにある大同門映画館が改築された。6月12日の初上映以降、連日人びとでにぎわっている。

 今回の改築は1955年12月のオープン以来のこと。建物全般と設備が現代的に生まれ変わった。

 改築後の映画館は、延べ建築面積が以前の倍となった。

 最新の音響設備と映写設備を備えた映画館は、1階に1、2号観覧ホール、図書売店、2階に写真展示ホール、映写室、コンピュータ・コントロール室、3階に美術作品展示ホールがある。 

 同映画館のキム・ヨンホ支配人(44)によると、リニューアルオープン以降、全国各地からの観光客が急増したという。

 同映画館に数十年来通っているというカン・キルハクさん(65、平壌市中区域在住)は、「建物がまるで宮殿のようだ。ここまで一新されるとは夢にも思わなかった。映画ファンとしてとてもうれしい」と喜びの表情を浮かべた。

 大同門映画館では現在、1、2号観覧ホールでそれぞれ一日に2回、国内映画と外国映画を上映している。【平壌支局】

[朝鮮新報 2008.7.11]