top_rogo.gif (16396 bytes)

平壌に新イルミネーション、国慶節控え市内装飾

 9月9日の建国60周年を控え、平壌市内でイルミネーションの設置作業が行われている。イルミネーションは市内中心部にある主要建築物と通り、橋などの数十カ所を対象にライトアップされる。

 万寿台銅像、凱旋門、チュチェ思想塔、党創建記念塔、人民文化宮殿、玉流館、平壌学生少年宮殿、万寿台芸術劇場前の噴水公園、清流館などの建築物と勝利通り、栄光通り、七星門通り、凱旋門通り、千里馬通り、琵琶通り、英雄通りそして玉流橋、綾羅橋、清流橋などがライトアップされる。

 近年朝鮮では、祝日や主要行事に際して平壌市内中心部にさまざまな形態のイルミネーションを導入している。

 光装飾研究センターのリ・インヨン所長(45)によると、今年のイルミネーションは従来に比べてさらに進んだ技術が導入される。これによって、建築物の造形美を生かすイルミネーション効果が出るという。また、建物物の色に応じた色温度を選択するなど、色調に関心を向けている。

 市内中心部を流れる大同江護岸区域でも木々や緑地のライトアップ、立て看板が装飾が施される。

 現在すでにイルミネーションの設計は終わり、多くの対象への器具設置作業を行っている。

 リ所長は、イルミネーションの設置が完了すれば、「平壌の夜は美しく彩られるだろう」と話す。【平壌支局】

[朝鮮新報 2008.7.25]