top_rogo.gif (16396 bytes)

南国防長官の「主敵」発言を糾弾 祖平統

 祖国平和統一委員会(祖平統)は、南朝鮮国防部長官が北側を「最大の主敵国家」と発言したことで23日、書記局報道第940号を発表し、「われわれと最後まで対決するという公然たる宣戦布告」だと非難した。

 南朝鮮国防部長官は21日、国会本会議で北側を「最大の主敵」だと発言。今年3月には、南側の合同参謀本部議長が国会人事聴聞会で北側の核基地への「先制攻撃」を主張している。

 祖平統は、「先制攻撃」発言に続いて今回、国防部長官が北側を「主敵」と断定したことについて、「われわれに対する許しがたい挑発であり、李明博一味の反北対決ヒステリーがいっそう由々しい状態に至っていることを明白に示している」と糾弾した。

 そして、李明博政権の反民族的で反統一的な対決策動によって6.15以降良好に発展してきた北南関係が全面遮断され、朝鮮半島では戦争の危険が日ごとに増大しているとしながら、この重大な難局を打開するためには、「南朝鮮当局が外部勢力依存と反北対決策動を撤回し、6.15共同宣言と10.4宣言の履行に乗り出さなければならない」と主張した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.7.28]