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被害調査委 日本の「徴兵制」施行65年で談話

 「日帝の朝鮮占領被害調査委員会」(被害調査委)スポークスマンは1日、日本が「徴兵制」を施行してから65年になることで談話を発表し、「日本の過去の罪悪と現在の再侵略策動はもちろん、李明博一味の反民族的犯罪行為をいささかも許さない」と主張した。 日本軍は1943年に「兵役法中改正法律案」を公布し、同年8月1日からその施行に着手。朝鮮の青壮年に対する「徴兵制」が実施された。

 日本軍による徴兵と徴用によって戦場と苦役場に駆り出されて耐え難い精神的・肉体的苦痛を受けた朝鮮人は約840万人に達する。

 また、100余万人の朝鮮人が日本軍によって無残に虐殺され、20万人の朝鮮女性が日本軍の性奴隷として踏みにじられた。

 談話は、日本の反動層が現在、これらの戦争犯罪について謝罪や賠償を回避するばかりか歴史わい曲と独島(日本名=竹島)強奪、対朝鮮敵視策動を行っていることについて、「わが民族の尊厳と自主権に対する侵害」「過去の罪悪の清算を求める全同胞と国際社会に対する公然たる挑戦」だと指摘した。

 談話は、さらに、かつての「大東亜共栄圏」の夢を実現しようとする日本反動層の野望は、李明博一味の親日事大・売国行為によっていっそう露骨になっているとしながら、「全同胞は、『わが民族同士』の旗じるしを高く掲げて日本反動層の日増しに無分別になる歴史わい曲と独島強奪策動を断固粉砕し、親日事大・売国逆賊らを懲罰するたたかいにこぞって立ち上がるべき」だと呼びかけた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.8.8]