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先軍指導開始48周年慶祝中央報告大会

「朝鮮半島は深刻な情勢」

 金正日総書記の先軍革命指導開始48周年慶祝中央報告大会が8月24日、平壌の4.25文化会館で行われた。朝鮮人民軍総政治局第1副局長の金正角大将が慶祝報告を行った。

 報告は、1960年8月25日に金正日総書記が朝鮮人民軍近衛ソウル柳京守第105戦車師団に対する現地指導の足跡を刻んだと説明し、「先軍革命の歴史的勝利と成果に基づいて社会主義建設のすべての戦線で総攻撃戦を繰り広げて強盛大国の大門を開き、祖国統一を早めてチュチェ革命偉業を最後まで完成させなければならない」と強調した。

 また、6.15共同宣言とその実践綱領である10.4宣言を貫徹するたたかいをいっそう力強く行い、わが民族同士力を合わせて反統一勢力の分裂策動を粉砕して自主統一、平和・繁栄の新たな歴史を創造するであろう述べた。

 そして、「こんにち、朝鮮半島には力でわが国を圧殺しようとする米国の好戦勢力と、それに追従する南朝鮮保守執権勢力の執ような侵略戦争挑発策動によって深刻な情勢が生じている」と強調し、「現実は、われわれの思想と制度、われわれの偉業を軍事的に圧殺しようとする米国とその追従勢力の侵略的野望は少しも変わらないし、いっそう無謀な段階に入っていることを示している」と指摘した。

 そのうえで、「わが軍隊と人民は、大勢の流れに逆行する米軍部と南朝鮮好戦勢力の狂乱的な反北戦争策動を絶対に傍観しないし、万一、米軍とその追従勢力がわれわれの意志を誤算して軽挙妄動すれば、先軍の威力で侵略者を最後まで撃滅、掃討して祖国統一の歴史的偉業を必ず成就するだろう」と警告した。

 大会には、党と軍隊、国家の幹部と各友党委員長、党、軍、政権機関、社会団体、省、中央機関の幹部、朝鮮人民軍将兵、科学、教育、文化・芸術、保健医療、出版報道部門の幹部、英雄、功労者、平壌市内の勤労者が参加した。

 また、翌25日には各地で慶祝舞踏会や慶祝公演が行われた。

[朝鮮新報 2008.8.29]