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秋夕の平壌、各所の先祖の墓訪れる

在日同胞たちも

 【平壌発=李相英記者】伝統的な民俗祝日である秋夕(旧盆、旧暦の8月15日)に際して14日、平壌市民たちは市内各地にある先祖の墓を訪ねて墓祀を行った。

 朝から市内の通りは五峯山墓所をはじめとする郊外の墓地へ参る家族連れで、人々の足取りが途切れることがなかった。

 また、墓所へと通じる道路区間も乗客を乗せた各種車両が通常より多く見られた。

 一方、平壌市中和郡にある海外同胞愛国者墓地にはこの日、朝から祖国に滞在中の在日同胞をはじめとする海外同胞と祖国に住むその家族や親戚たちが多く訪れた。

 両親や兄弟たちが眠る墓石の前に花を献じ、持参した料理を広げて酒を注ぎ大礼を捧げた(写真)。

 海外同胞愛国者墓地は最近、国家的措置によって墓の入口道路の幅が拡張され、そこに巨大な門柱が建てられるなど、その面貌が一新された。

[朝鮮新報 2008.9.17]