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「戦争挑発、傍観しない」 軍事評論員が主張

 9月23日付の平壌各紙は「対決と戦争につながる軍事演習騒動の危険性を明らかにする」と題する軍事評論員の論評を掲載した。

 論評は、南朝鮮とその周辺で米国と南朝鮮が繰り広げる軍事演習が連日行われていることに言及し、「われわれを狙った危険な戦争騒動」「米国の変わらぬ対朝鮮圧殺政策と李明博一味の反北対決政策の直接的な発露」だと非難した。

 そして、軍事演習は「すでに完成した北侵戦争戦略と作戦計画の現実性を『同盟強化』の線上で最終確定するための侵略戦争準備策動」だとしながら、米国の北侵戦争戦略は、すでに数回の修正補充段階を経て手抜かりなく完成した状態にあると指摘した。

 論評は、現事態は、朝鮮が万端の戦闘動員態勢をいっそう徹底的に整えるよう求めているとしながら、「北南関係を取り返しのつかない破局的な事態へ追いやって国の平和と安定を破壊している米国と李明博一味の分別のない戦争挑発策動を決して傍観しないだろう」と主張した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.9.29]