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朝鮮各地で鳥インフルエンザ予防対策

 朝鮮各地で秋季獣医防疫事業が活発に行われている。同事業は毎年春と秋に定例的に行われている。

 農業省のタク・ソンチュン責任部員(39)によると、畜産部門では伝染病を事前に予防することに経済的効果があるとの観点からこの事業を推進している。

 秋季獣医防疫事業での基本は鳥インフルエンザの予防対策を講じることだ。

 事前対策を講じるための事業は道、市、郡単位で地域の実情に合わせて計画的に行われている。

 市周辺区域と郡に多くの養鶏場と牧場を持つ平壌市の場合も同様で、市防疫所の管轄下に集中的に行われている。

 防疫所では周辺区域と郡別に家畜の数を具体的に把握し、接種に必要な予防薬を保障する一方、渡り鳥が飛来する地域に移動監視所を設置している。

 監視員は朝、昼、晩に渡り鳥の移動状態を掌握し通報するシステムを立てて活動している。

 兄弟山区域、楽浪区域など市周辺協同農場では接種システムを確立して、一頭の家畜も予防接種に漏れることがないように徹底的な対策を講じており、防疫施設に対する補修と整備、消毒を徹底的に行っている。【平壌支局】

[朝鮮新報 2008.10.24]