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労働新聞が非難 「制裁延長、朝・日関係を極度に悪化」

 労働新聞25日付論評は、日本が再び対朝鮮制裁を6カ月間延長したことについて「核問題の解決にブレーキをかけ、朝・日関係を極度に悪化させる妄動」だと非難し、「世論の嘲笑と糾弾を受けるだけ」だと指摘した。

 論評は、「日本が6者会談の使命と趣旨とは何の関連もない拉致問題を引き続き執ように持ち出して制裁を加えているのを見ると、彼らの政治的暗愚さと外交的未熟さを十分に察することができる」と強調。「6者会談の合意事項履行に必死になって反対し、核問題の解決プロセスに難関と複雑さだけをつくり出す妨害者である日本が今後6者会談の場にどんな顔をして出てくるのか」と反問した。

 論評は、日本当局による総連と在日朝鮮人に対する弾圧を強く糾弾し、「彼らを迫害、べっ視し、不幸と苦痛を強いる日本当局の卑劣な行為は、国際法上の要求や国際慣例から見ても、絶対に容認することができない」と強調した。

 さらに、「日本の当局者らは、対朝鮮制裁と圧力によってわれわれをどうにかしようと悪らつに策動して内外の非難と糾弾のなかで任期を満たすことができずに破滅した前任者らの悲惨な終末から教訓を汲み取って悪徳商人式の思考方式と態度を放棄すべき」だと主張した。

 一方、民主朝鮮28日付論評も日本当局の対朝鮮制裁の延長と在日朝鮮人弾圧を非難した。

[朝鮮新報 2008.10.29]