平壌で科学技術発表会、討論会 |
全国情報学部門科学技術発表会と第20回全国鍼灸学・体質医科学討論会、第4回全国経絡学術討論会が10月27日から29日までの間に平壌の人民大学習堂でそれぞれ行われた。 発表会と討論会では、党の科学技術重視路線を貫徹し、情報技術(IT)を発展させて高麗医学を新たな高い段階に引き上げるうえで意義のある研究成果の資料と経験が発表された。 情報学部門の科学者、技術者は、情報分析支援およびサービスの方法と朝鮮式のコンピューターの基本ソフト(OS)での朝鮮語の本文の表示と検索、電子図書館システムでの蔵書の構築など、文書情報検索システムを完成させる研究活動で収めた成果を紹介した。 発表会では、色の特徴を利用した画像検索システム、朝鮮語の音声合成で決定ツリーによる韻律のモデリング、筆記体文字の認識システムをはじめ情報処理方法と情報システムの改善で提起される科学技術上の問題なども広範囲にわたって討論された。 医科学討論会では、保健医療部門の科学者、技術者が高麗医学をさらに発展させる研究過程で遂げた鍼灸学の治療原理についての基礎的な論文が発表された。 とくに、経絡と鍼灸の基礎、鍼灸臨床、体質研究で現代的な手段を積極的に利用して収めた成果と経験など、各種の慢性疾患の様々な針治療と骨の造形性に及ぼす手技療法など、臨床医学で効果的に用いられている鍼灸治療などに関する論文は参加者の関心を集めた。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2008.11.5] |