朝鮮赤十字大会が１０月２９、３０の両日、平壌の千里馬文化会館で行われた。大会には、朝鮮赤十字会中央委員会の委員をはじめ中央と地方の赤十字活動家が参加し朝鮮で活動中の国際赤十字社・赤新月社連盟代表団と赤十字国際委員会代表団のメンバーが招かれた。

　大会では朝鮮赤十字会の張在彦委員長が中央委員会の活動総括報告を行った。

　張在彦委員長は、総括期間に収められた成果に触れ、赤十字会が各種の災害による被災者の生活改善に寄与し、人々の健康を保護し、増進させる人道的使命の遂行に中心を置いて保健衛生活動を強化していくことについて強調した。

　また、赤十字会は６．１５共同宣言と１０．４宣言に基づいて人道的問題をわが民族同士で解決し、国際赤十字社・赤新月社連盟と赤十字国際委員会、各国の赤十字および赤新月団体との協力を発展させるため積極的に努力すると述べた。

　大会では、朝鮮赤十字会の規約が修正され、１２年までの発展戦略と部門別活動方向が討議された。

　同委員会は３０日、赤十字会の創立日（１８日）と赤十字大会にちなんで宴会を催した。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2008.11.7］