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朝鮮赤十字会が声明 「連絡代表部を閉鎖」

 朝鮮赤十字会中央委員会は12日、これ以上機能を遂行できなくなった板門店の赤十字連絡代表部を閉鎖し、北側代表を撤収させ、板門店を経由したすべての北南直通電話回線を閉鎖することを明らかにする声明を発表した。

 声明は、南朝鮮当局が第63回国連総会に「北人権決議案」を共同提案したことに言及し、「われわれの警告と内外世論を無視して最後まで同族対決の道へ進んでいる状況で、やむを得ず当該の措置を講じざるをえなくなった」と立場を明らかにした。

 そのうえで、「国連『北人権決議案』加担・ねつ造策動は、われわれの尊厳と体制に対する正面からの挑戦、わが国に対する重大な挑発であり、6.15共同宣言と10.4宣言に対する全面否定」だとしながら、「『人権』問題を国際舞台にまで持ち出してわれわれの尊厳と体制に敢えて正面から挑戦してきたのは絶対に許せない反民族的で反統一的な妄動」だと非難した。

 また、北南関係がいっそう悪化し、離散家族・親せきの対面をはじめ北南間の赤十字の人道的な活動まで完全に遮断された責任は全的に李明博一味にあると強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.11.14]