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平壌で高齢者人口動態研究発表会

 高齢者人口動態に関する研究発表会が11月26日、平壌で行われた。

 発表会には人口研究所、保健省、労働省、中央統計局、朝鮮赤十字総合病院など関係部門の幹部と駐朝国連人口基金(UNFPA)事務所のメンバーが参加した。

 発表会では、朝鮮領内で暮らす高齢者の人口学的特徴と教育水準、健康状態、経済活動と高齢者問題に関する認識状態などの研究結果が発表された。

 人口研究所は2007年、高齢者人口動態に関する研究調査を実施し収集した資料を分析後、高齢者人口動態に関する研究調査報告書を作成した。

 朝鮮中央通信によると、調査資料は、高齢者のために講じられる社会的・経済的および保健医学的対策の樹立と高齢者のためのさまざまな新しい活動計画の作成に利用される。

 人口研究所は調査に先だち、調査設計、調査指標、調査質問書を作成する一方、試験調査と調査講習を実施するなど現地調査の準備を行った。

 これに基づいて平壌市と平安南道、咸鏡南道の約60の洞と里の60歳以上の高齢者と高齢世帯を対象に調査が行われた。

 調査を通じて高齢者の人口学的および社会・経済動態、教育および健康状態、高齢世帯の特徴、そして高齢者問題に対する認識度に関連する多くの情報が収集された。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.12.1]