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〈論調〉 米軍駐屯の有益説を唱える日本

 最近、日本の高村外相がある国際会議でアジア地域の安保問題と関連して米軍の長期駐屯が持つ「重要性」を重ねて強調した。南朝鮮や日本などアジア地域に米軍が駐屯していることが、地域の安定と安全を図るうえで「手助け」になるということである。このような戯言は、米国が折に触れて口をすっぱくして唱えたものである。

 目上の同盟者の立場を代弁して擁護する戯言を唱える日本は、米国の「第1級おべっか使い」の「称号」を授かるだけのことはある。 

 アジアに駐屯している米軍は朝鮮半島の平和と統一を妨害しているだけでなく、東北アジア地域の平和と安全を脅かし戦争の危機をもたらす基本要因である。

 最近、日本では米兵が少女を暴行して物議をかもしている。これは、毎日のように繰り返される米軍犯罪の端的な実例にすぎない。それにもかかわらず、米軍駐屯の有益説を唱えるとは、何と腑抜けな戯言であろうか。(労働新聞20日付)

[朝鮮新報 2008.2.27]