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朝鮮代表 特別委員会で演説

 2月25日、ニューヨークで開幕した国連の「国際テロに関する特別委員会」会議で朝鮮代表が演説した。代表は、「国家テロ行為を根絶しない限り、世界の平和と安全はもちろん人間の初歩的な権利すら守ることができない」と指摘し、国連がテロ根絶のための実質的な対策を講じるよう訴えた。

 また、米国のアフガニスタンとイラク侵攻、イスラエルの領土占領政策は「国家テロの典型」としてテロの悪循環と流血の事態を招いていると述べ、これらは大量の民間人虐殺と難民を生み出す人権蹂躙行為として、深刻な問題になっていると強調した。

 そして、「朝鮮はすべての形態のテロ行為と、それに対するいかなる支援にも反対する立場を一貫して堅持している」と述べ、朝鮮政府は今後、テロを根絶し平和で安定した世界を建設するための国際社会の取り組みに寄与していくと宣言した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.3.7]