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金策工大、プログラミング世界大会に出場

4月、カナダ・バンクーバーで開催

 金策工業総合大学が4月6〜10日までカナダ・バンクーバーで開かれる第32回国際大学対抗プログラミングコンテスト(ACM−ICPC)にアジア地域代表として出場する。米ラジオ放送のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が14日、同校との交流事業を進めている米シラキューズ大学のスチュアート・トーソン教授の発言として報じた。

 金策工大など朝鮮の大学4チームは昨年11月、北京で行われたアジア予選に出場。同校は朝鮮の出場チームの中で唯一、本選進出を決めた。金策工大のほかにはソウル大学、東京大学、北京大学などが予選を突破した。

 トーソン教授は、「朝鮮は自国のコンピュータ工学教育の水準を計るため、世界大会に関心を持っていた」と述べた。また、「インターネットが十分に普及していない国が世界的なコンピュータプログラミング大会に出場するだけの技術を習得したことは驚くべきこと。今回の結果は同国にとって非常に意義深い」と強調した。

 金策工大とシラキューズ大は2001年から情報技術分野の交流を行っている。金策工大は06年から同コンテストの予選に参加しており、3度目の挑戦で初出場を決めた。

 米IBM社が後援する同コンテストには世界各国から100余チームが出場する。

[朝鮮新報 2008.3.19]