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安保理の改革を主張 朝鮮代表 国連で演説

 朝鮮代表が2月27日にニューヨークで開幕した国連憲章・機構役割の強化に関する特別委員会で演説した。

 朝鮮代表は、国連加盟国の大部分を占める発展途上諸国の代表権を十分に保障し、活動の公正さを示す方向で安全保障理事会が改革されるべきであると強調した。

 代表は、国際関係では依然として国連憲章が明記した主権尊重と平等、内政不干渉の原則が無残に踏みにじられており、特に、国連総会の権能に対する安保理の侵害が加盟国に憂慮の念を抱かせていると述べ、これに関連するいくつかの問題を指摘した。

 また、国連は正義かつ公正な国際関係の樹立に障害をきたす一方主義と強権行為を絶対に許してはならず、すべての加盟国が国連憲章を順守するよう然るべき関心を払うべきであると主張した。

 そして、国連を一日も早く民主化し、総会の権能を画期的に強化すべきであるとのべ、武力使用、制裁に関する安保理決議が総会の認可を得る制度を設けることについて指摘した。

[朝鮮新報 2008.3.19]