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〈論調〉 事態の深刻さ解消されない

 周知のようにわれわれは、ハンナラ党の李明博政権が親米事大と北南対決を露骨にして時代の流れに悪らつに挑戦しているのと関連し、李明博政権の反民族的で反統一的な正体を世界の面前に暴き、厳しく糾弾し、われわれの原則的立場を明らかにした。

 われわれの然るべき警告によって自分たちの反統一的罪状がさらけ出されたことに慌てた保守執権勢力は現在、苦境から逃れようとして一種の「神経戦」だとか「(北はわれわれを)試そうとしている」などと言って、その意味を弱めようと企んでいる。

 全同胞と内外世論は現在、同族意識というものは少しもない李明博とその一味の執権によって、北南関係と朝鮮半島の情勢に危機的局面が生じていることに深い懸念を表している。

 李明博政権がわれわれの警告を無視して親米保守的な「対北政策」に引き続き固執する限り、事態の深刻さは少しも解消されないし、結局は北南関係が破たんするというのは火を見るより明らかである。(労働新聞14日付論評)

[朝鮮新報 2008.4.23]