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〈論調〉 日本外務省の「竹島パンフレット」非難

 最近、日本の外務省が2月から「竹島問題を理解するための10のポイント」と題するパンフレットをあちこちに配布していることが明らかになった。パンフレットは、独島が「歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかにわが国固有の領土」という荒唐無稽なき弁に満ちている。

 われわれは、他国の領土を自国のものにしようと無分別に振る舞う日本反動層の恥知らずな行為を重大視せざるをえない。

 領有権問題は、国家間の関係において極めて微妙かつ深刻な問題である。領有権問題によって国家間に不信と対立が生じ、それが最終的には武力衝突と戦争にまで拡大した実例は少なくない。

 現在、領土膨脹野望に浮ついた日本の反動層がそのような轍を踏もうとしている。

 彼らの独島強奪策動は朝鮮再侵略、ひいてはアジア再侵略の道につながっている。

 日本の反動層があくまでも領土膨脹の道へ進むなら、破滅と恥辱しかもたらされない。(労働新聞4月24日付論評)

[朝鮮新報 2008.4.30]