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南当局 北南交流訪北不許可 「6.15を毀損する行為」

 統一ニュースによると、南朝鮮の統一部は李明博政権発足後初の北と南が共同で行う民間行事参加者の訪北を不許可にした。

 不許可となったのは、第5回北南青年団体代表者会議(4月26〜28日、金剛山)の参加申請者42人中8人で4月25日午後、統一部から「国家安全保障、公共秩序、公共福利を阻害する憂慮などと関連し不許可とする」という内容の通知を受けた。

 不許可者のほとんどが以前、南朝鮮当局の許可を受け平壌、金剛山などで開催された北南共同行事に参加したことがある。

 不許可通知を受けたリ・スンホ韓国青年団体連合議長は、「民族の統一と平和問題を論議するため南北の青年が会うのに、政府の意図によって訪北を不許可にしたことは6.15共同宣言を全面的に毀損する行為」だと憤りを表した。

 一方、今後、6.15北側委員会と南側委員会との会合や部門別交流が相次いで行われる予定だ。6.15北南委員会実務接触(5月2日、開城)、北南言論人代表者会議(5月7〜9日、金剛山)、北南農民団体代表者会議(5月10〜14日、平壌)、全国民主労働組合総連盟金属労組代表団平壌訪問(5月10〜14日)、北南女性代表者会議(5月14〜16日、金剛山)などが予定されている。

[朝鮮新報 2008.4.30]