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ESCAP総会で朝鮮代表 「地域諸国との協力を強化」

 4月23日から30日までタイで開かれた国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)第64回総会で演説した朝鮮代表は、朝鮮政府が今後も、国の経済発展と人民生活向上に向けた努力を通じて国連千年紀開発目標を達成するうえで地域諸国との協力をいっそう強化していくと強調した。

 朝鮮代表は、昨年のESCAPの活動成果に言及し、変化したこんにちの環境に応じてアジア太平洋地域が世界の経済発展を促進する地域として、自らの地位を引き続き維持するためには持続的な経済・社会発展を促進するいっそう具体的な戦略と計画を確定し、実践的な対策を講じることが必要であると述べた。

 そして、まず、石油と食糧価格の上昇、金融市場の不安定など、こんにち直面している世界的な問題を効率的に解決するための地域的な行動計画を立て、履行することが必須であり、次に、諸国間の発展水準と文化・伝統が異なる地域の特性に即して各国が自国の具体的な条件と環境にふさわしい民族経済と社会を建設するよう促すとともに、その能力の強化へ向けた地域協力がなされるべきであると指摘した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.5.9]