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北南朝鮮 国連で日本政府に「慰安婦」、在日同胞差別問題追求

 連合ニュースによると、北南朝鮮は9日、ジュネーブの国連欧州本部で開かれた国連人権理事会の日本の人権保護状況を検証する作業部会で日本に対し「従軍慰安婦」や在日同胞差別、歴史歪曲問題を追及した。

 朝鮮代表を務めた駐ジュネーブ代表部のチェ・ミョンナム参事は、日本植民地時代の「慰安婦」問題は未だ解決されないまま残っているとし、「性奴隷行為をはじめ、過去に日本が朝鮮などの他国で敢行し、依然として解決されていない人権じゅうりん事件をきちんと清算するよう勧告する」と強調した。また、在日同胞の差別撤廃、歴史歪曲問題の解決などを強く求めた。

 南朝鮮駐ジュネーブ代表部のイム・フンミン参事官は質疑を通じ、「国連の人権機関はこれまで、第2次世界大戦時の『慰安婦』問題に懸念を示すとともに、日本政府がこの問題をきちんと解決していないものとみてこれに関する勧告を出し続けてきた」と述べた。そのうえで、日本政府はそうした勧告に誠実に対応すべきだとし、勧告の履行状況と将来の行動計画を説明するよう求めた。

 また、日本軍「従軍慰安婦」問題についてフランスとオランダも日本政府に誠実な対応を求めた。

[朝鮮新報 2008.5.14]