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〈論調〉 狂牛病牛肉に狂った李政権

 南朝鮮の執権者が米国行脚期間、米国に牛肉市場を全面開放した。これは、彼らが米国にへつらうために取った許しがたい犯罪行為である。

 李明博一味が狂牛病牛肉に狂ったのは明らかである。そうでなければ、人民が反対して野党が立ち上がっているにもかかわらず、狂牛病の危険がある米国産牛肉の輸入禁止にこうも焦るであろうか。米国畜産業者の懐を満たし、その代価として人びとの生命を危険に陥れようと狂奔する李明博一味を放置できないのは明白である。

 最近、南朝鮮の至る所で米国産牛肉輸入反対を叫ぶ大衆的なキャンドルデモが連日行われてるのは至極当然である。これについて南朝鮮のある放送は、「実用政府」に「憤る民心」と評した。

 この「憤る民心」が、米国の狂牛病牛肉に狂った「実用政府」を歴史のゴミ箱に捨ててしまうことは疑う余地もない。(民主朝鮮7日付論評)

[朝鮮新報 2008.5.16]