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米国、朝鮮に食糧50万トン提供

「食糧事情の解決に役立つ」

 既報のように、朝鮮と米国は、世界的な食糧危機に対処して6、7の両日、平壌で協議を行い、食糧提供に関する問題を討議した。

 これに基づいて米政府は16日、朝鮮に食糧50万トンを提供することにしたということを公式発表した。

 10万トンは米国の非政府組織(NGO)を通して、残りの40万トンは世界食糧計画(WFP)を通して提供される。第1便を6月末以前に到着させる目標を立てて、近く平壌で関係側専門家たちの会議が行われる。

 朝鮮中央通信は、「食糧提供を実現させるうえでの実務的条件を満たす準備ができている。米政府の食糧提供は、不足する食糧事情の解決に一定の役に立つであろうし、朝米両国人民間の理解と信頼の増進にも寄与するであろう」と伝えた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.5.21]