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〈論調〉 日本海軍の戦争犯罪を暴露

 最近、英国の歴史学者であるマーク・フェルトン氏の著書「海上での虐殺、日本海軍の戦争犯罪」が発行された。同書は、第2次世界大戦の時期に日本海軍がジュネーブ条約を乱暴に侵害し、数万人の連合軍海兵と多くの民間人を虐殺した蛮行を暴いた。

 日帝がアジアで働いた凶悪非道な蛮行を示す資料は、現在も中国やオランダをはじめ多くの国で引き続き発見されている。にもかかわらず、こんにち、日本の反動層は過去に日帝が犯した前代未聞の犯罪に対する賠償はおろか、謝罪すらしておらず、逆に過去の犯罪の歴史を美化し、わい曲している。

 今回、著者は「人々をもっとも憤激させるのは、日本人が戦争で犯した罪を忘れていることである。日本の一部の政治家は第2次世界大戦に関連して恥知らずな妄言を並べ立てる一方で歴史をわい曲している。ドイツではナチスの虐殺行為を否認することが犯罪になるが、日本では違う」と指摘した。

 人類は、過去に日帝が犯した前代未聞の罪悪の歴史を決して忘れないし、その血の代価を必ず支払わせるであろう。

 こんにち、アジア諸国の人民は、過去の日帝の犯罪的な侵略史を再現しようとする目的のもとに行っている日本軍国主義者の歴史わい曲、再侵略策動に警戒心を強めている。(民主朝鮮21日付論評)

[朝鮮新報 2008.5.28]