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愛知の日本人ら 政府に要請、対話促進 「制裁」撤回を

 日朝教育・文化交流をすすめる愛知の会の竹内宏一事務局長と総連愛知県本部の文光喜副委員長が内閣府、外務省、経済産業省を訪れ、「万景峰92」号の入港承認など「制裁」措置の撤回を求める県下知識人、文化人ら連名の要請書を福田康夫総理大臣、高村正彦外務大臣、甘利明経済産業大臣あてにそれぞれ提出した。

 席上、竹内事務局長は「対話をしても、一方で相手の頬を叩いてはいけない。対話を進展させるためにもまず制裁を解除すべきだ」と指摘した。

 文副委員長は「祖国への船便が断たれ、高齢者や子どもたちを含む多くの在日朝鮮人が被害を受けている。『制裁』は日本の国益にも資さない」と指摘、平壌宣言に基づいた対話に誠実に応じるよう求めた。

 応対した外務省アジア大洋州局北東アジア課の外務事務官は「対話が久々に再開されたことは良いシグナル。対話の進展を期待する」と述べた。(鎬)

[朝鮮新報 2008.6.18]