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青商会、統一への想い訴える 注目集めた「ヘアロ」Tシャツ

 【金剛山発=姜イルク記者】6.15共同宣言発表8周年記念民族統一大会に参加した6.15共同宣言実践海外側委員会の日本地域代表たちは、全員が同じTシャツを着た。「ウリハムケ(共に)」と書かれた「ヘアロ」ブランドのTシャツ。代表らがかぶっていた「ヘアロ」ブランドの青い帽子も他の参加者の注目を集めた。

「ヘアロ」Tシャツを着て北、南側代表と交流を深める海外側代表(撮影=盧琴順記者)

 「ヘアロ」は在日本朝鮮青年商工会(青商会)が在日同胞社会の人材育成に資する目的でつくったブランドだ。「ヘアロ」という言葉には「太陽のように暖かい心で開拓するわが民族の美しい未来」という意味がこめられているという。青商会では北京オリンピックを全民族が統一への思いを抱いて一緒に応援することができるようにと、Tシャツと帽子、その他の関連製品を製作した。

 大会には、日本地域委員会代表として中央青商会の李福学副幹事長と金世鎮副幹事長(兼京都青商会幹事長)が参加した。

 大会期間、青商会メンバーらは大会参加者に、北京オリンピックで「ヘアロ」Tシャツを着て共に北南選手を応援しようと呼びかけた。青商会では今回、海外側代表と南側代表全員に1着ずつ「ヘアロ」Tシャツを寄贈した。北側には今後、オリンピック参加選手たちの分までを含め数千枚のシャツを寄贈するとになるという。

 青商会からTシャツを寄贈された6.15南側委員会のリ・キョンウォン共同事務処長は、青商会が展開する民族人材育成事業に賛同の意を示した。リ共同事務処長は南側のメンバーに青商会の活動を伝えると約束した。

 李福学副幹事長は、今日の北南関係の現況を正しく認識する一方で同胞の統一への熱望を直接感じることができた、祖国の統一と民族の発展のためにさらに奮闘していく決意を固めるようになったと大会に参加した感想を話した。

[朝鮮新報 2008.6.20]