朝鮮通信によると、金正日総書記と最高人民会議常任委員会の金永南委員長、楊亨燮副委員長に、１７〜１９日に訪朝した中国の習近平副主席から１９日、感謝電が寄せられた。

　朝鮮訪問を終えて平壌を発つにあたり寄せられた感謝電で習副主席は、朝鮮側が中国側をあたたかく歓待し、用意周到なスケジュールを組んでくれたことに謝意を表した。

　また、訪問期間中、朝鮮の美しい景色を見ただけでなく、朝鮮人民が金正日総書記を首班とする朝鮮労働党の指導のもとに社会主義建設で喜ばしい成果を収めていることを直接目撃し、中国人民に対する朝鮮人民の厚い親善の情を直接感じることができたと指摘した。

　さらに、双方は中朝関係と共通の関心事となるその他の問題について深く意見を交わし、幅広い共通の認識に達したとし、今回の訪問を通じて双方は相互の理解と信頼をいっそう深め、両国間の各分野における交流と協力を促進したと指摘した。

　そして、今回の訪問で収められた成果を満足に思うとし、朝鮮民主主義人民共和国の隆盛繁栄と人民の幸福を願うと締めくくった。

［朝鮮新報 2008.6.23］