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国連総会で朝鮮代表が演説 広報通信分野に対する見解表明

 21日に行われた第63回国連総会第4委員会会議で朝鮮代表は、こんにち、広報活動は世界の平和と安全、社会の団結と持続的な開発を促進するうえで重要な役割を果たしており、とくに広報通信技術の急速な発展は人々の生活のすべての領域に大きな影響を及ぼしているとし、この分野に対する朝鮮代表団の見解を明らかにした。

 朝鮮代表は、一部特定の国が広報通信手段を独占し、他国に自分らの「価値観」と生活風潮を伝ぱしているだけでなく、わい曲された情報を流布して社会的混乱をもたらしていることについて明らかにした。

 また、代表例として、朝鮮をはじめとする多くのアジア諸国を対象にして行われている米国の「自由アジア放送」は、国連憲章と国際法的原則に対する乱暴な違反であり、このような現象を放任すれば、世界はさらに無秩序と混乱に陥るであろうと断罪した。

 さらに、国際広報活動において新しく公正な秩序を樹立することを優先的な課題としてとらえるべきであり、発展途上国の広報通信能力を強化することに特別な関心を払うべきであると強調した。

 そして、国連事務局の広報局が発展途上国の広報能力強化と技術人材養成のためさらなる努力を傾けるものとの期待を示した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2008.10.29]