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〈論調〉 先制攻撃準備に軍事的対応取る

 こんにち、朝鮮半島とその周辺には米国と日本の膨大な侵略武力が集結しており、これは朝鮮の主要対象物と戦略的要衝に直接照準を合わせている。このように先鋭な軍事的対決の状況のなかでも、朝鮮半島で停戦がかろうじて維持されてきたのは、朝鮮の強力な戦争抑止力があったからだ。

 日本の反動層が狙うのは、朝鮮半島における敵味方双方の間の軍事的バランスを破壊することだ。日本の反動層は、ミサイル迎撃技術およびシステムを絶えず更新、完成することで朝鮮の自衛的戦争抑止力を無力化させると同時に、自らの軍事戦略的な優位と覇権を握り「対北朝鮮先制攻撃」企図を円滑に実現しようと企んでいる。

 日本の反動層は、日米同盟を「東北アジアの平和と情勢安定の基礎」だとしながら、北侵戦争遂行に向けた自衛隊武力と米軍武力の軍事的一体化の水準を絶えず高め、軍事的協力と共同行動の秩序をより高いレベルで練磨していくため狂奔しており、とくにこの問題を米日間の合同軍事演習を通じて解決している。今年9月に米空母キティホークに代わって新たに日本に配備された米原子力空母ジョージ・ワシントンが海上自衛隊の艦艇、艦載機と配備後初となる共同訓練を行った。

 日本の反動層が反朝鮮軍事的対決政策に狂奔している状況で、わが軍隊と人民は強力かつ効果的な軍事的・物理的対応措置を取らざるをえない。(民主朝鮮2日付論評)

[朝鮮新報 2008.12.10]