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〈金剛山歌劇団ソウル公演〉 奉恩寺の明真住職が歓迎

「弥勒大仏の前で舞ってほしい」

金剛山歌劇団を温かく出迎えた奉恩寺の明真住職(写真中央)

 金剛山歌劇団一行は12月24日、曹渓宗奉恩寺を表敬訪問し、明真住職の温かい歓迎を受けた。

 同寺は、ソウルの都心にあり1200余年の歴史と伝統を持つ南の伝統大刹。新羅時代に創建され、秀吉の朝鮮侵略を撃退した西山大師も修行した由緒ある歴史を刻む。

 明真住職は芸術団のソウル公演のたびに劇場に足を運び、団員たちをねぎらってきた。02年の東京朝高舞踊部のソウル訪問にも尽力を惜しまなかった。

 今回は1000日祈祷の期間中のために、住職は公演を観られなかった。「残念。でも寺の関係者らから大成功だと聞いて、とても喜んでいる。この祈祷が明ける09年9月以降にぜひ、寺の弥勒大仏の前で歌劇団の公演を開きたい」と住職が語ると、団員たちの顔に笑みが広がった。

 「日本に行った際に、東京・枝川の東京朝鮮第2初級学校や朝鮮大学校を訪ね、民族教育のすばらしさを実感した。異国で苦労する同胞たちのことを考えると、さらに、6.15共同宣言を実践して互いに力をあわせ、統一の大門を開いていこう」と力強く語った。

[朝鮮新報 2008.1.9]