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明日への活力を与える

チョン・ヨンヒさん 妙香山休養所所長

 朝鮮では一般の休暇とは別途に年間15日程度の休みがあり、労働者はこの期間、休養をとることが制度化されている。そのため、「休養所」や「静養所」などと呼ばれる、休暇用の宿泊施設が全国各地に建てられている。

 チョンさんが妙香山休養所で所長を務めてから8年がたつ。妙香山との付き合いは30年近い。

 「楽しい休暇を過ごして明日への活力を養ってもらうためにも、サービスの充実は当然の義務」と、チョンさん。中でも力を入れているのが料理だ。「景色の美しさにもまして、求められるのは食事」だと考えている。「テーブルの脚が折れるほどの豊富な料理」が自慢だ。

 決して目立つことのない裏方仕事だが、彼女は意欲満々。「単なる商業的なサービスを超えて、人びとの生活に直結する大事な仕事です」(平壌支局)

[朝鮮新報 2008.1.28]