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第43回「昭和会」展 在日作家・崔賢徹さんが出品

同展の招待作家に選ばれた崔賢徹さん

 第43回「昭和会」展が1月31日〜2月7日の間、東京・銀座の日動画廊で開催されている。

 絵画の「直木賞」とも称されている同展に、神奈川県在住の在日同胞美術家の崔賢徹さん(31)の作品が選ばれ、3点の絵画が出展されている。

 初日の夕方には、受賞オープニングパーティーが開かれ、招待作家、関係者らが多数参加した。

 同展は、40年以上の歴史を誇る推薦公募制のコンクールであり、優れた作家の発掘・育成を目指す新進気鋭の美術家の登竜門と呼ばれている。

 今回は、彫刻40歳以下、絵画35歳以下の作家を対象とし、昨年8月に推薦と公募を行った。寄せられた絵画81人132点、彫刻14人17点の中から、絵画19作家、彫刻8作家を招待作家とし、ならびに、シードの絵画2、彫刻1作家が選ばれた。

 近年では、日本のみならず、南朝鮮、中国などの作家らの出展も多く、国際展の様相を見せている。

 崔さんは、歴史ある展示会の招待作家に選ばれたことにを喜びながら、「これを糧に、今後活動によりいっそう励んでいきたい」と熱意を語った。(裕)

[朝鮮新報 2008.2.4]