ハイレベルの演奏披露

　広島朝鮮初中高級学校吹奏楽部の第２９回定期演奏会が１月１１日、広島市東区民文化センターで行われた（写真）。同校の生徒と学父母、同胞、日本学校教員と生徒ら約５００人が観覧した。

　今年は部員が２８人という少ない人数だったものの、全員が心を一つにし演奏会を成功裏に終えることができた。とくに、打楽器４重奏「森の会話�T」や「ディズニーメドレー」などの演目は、観覧者に大きな感動を与えた。

　観覧した人たちは、「演奏のレベルが高かった。とても感激して涙が止まらなかった」「曲の選択がよかった。生徒たちが楽しみながら演奏している姿を見て満足している」「とても楽しいひと時だった。朝鮮学校の生徒たちと交流を深めて、音楽を通じて国境をなくしていきたい」などの感想を残した。

　同校吹奏楽部は、来学年度に迎える第３０回定期演奏会に向け、さらにレベルを高めて母校の名を広めていこうとの決意でみなぎっている。【広島初中高】

［朝鮮新報 2008.2.12］