翼善冠(イクソングァン)は、王が政務を見るときにかぶったもので、頭上に2つの角があるのが特徴だ。衣服は袞龍袍を着た。
一方、遠遊冠(ウォンユグァン)は、王が朝賀を受けるときにかぶった。黒いシルクで作り、金のかんざしと赤い玉のぼたんがついている。これをかぶった時には絳紗袍を着た。
(出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より)
[朝鮮新報 2008.2.13]