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李玉禮さんの随筆 「ポジャギの今と昔」

 月刊「兵庫教育」2月号(編集=兵庫県立教育研修所、発行=兵庫県教育委員会)に、兵庫県尼崎市在住の朝鮮半島伝統文化研究会主宰・李玉禮さんの随筆「ポジャギの今と昔」が掲載された。

 李さんは、全羅南道生まれの在日1世。日帝統治下の民族文化抹殺政策の最中、その苦痛を身を持って体験している。渡日後は民族学校で教鞭をとり、現在は、ポジャギ作りや朝鮮の伝統的な暮らしを再現した人形作り、後代の指導にあたっている。NHK文化センターの講師や講演、展示会も行っている。

 「世も変わり針仕事をする女性は少なくなりました。しかし、個性豊かな朝鮮半島の伝統文化ポジャギの不思議な魅力が一人でも多くの人に愛されるよう努め、ポジャギが生活の中で実用されることを願います」

 随筆には、ポジャギに対する李さんの想いや、ポジャギ教室の展開、ポジャギの歴史と種類などが書かれている。

[朝鮮新報 2008.3.7]