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08年版ブックレット発行 関東大震災、4.24教育闘争など

「在日朝鮮人歴史・人権週間」

 「2008在日朝鮮人歴史・人権週間」が4月16日から始まる。これに合わせて朝鮮人強制連行真相調査団と日本の市民団体が共同で主催する実行委員会がブックレットを発行した(写真、頒価=500円)。

 今年の「在日朝鮮人歴史・人権週間」は4.24教育闘争60周年と関東大震災85周年に際して前期が4月16日から、後期が8月中旬から始まる。それに合わせ、ブックレットには@関東大震災時の朝鮮人虐殺、A1948年の教育闘争、B民族学校の教育権−現況と求められる課題について、さらに巻末に資料が掲載されている。

 @では、関東各地の当時の状況、どのような経緯で朝鮮人虐殺が強行されたのか、その問題点がどこにあるのか、今も残る諸問題などについて言及されている。

 Aでは、各地の同胞のたたかいとその意義について、歴史的資料と写真などと併せて紹介されている。

 Bでは、教育助成金、税制上の差別、朝鮮学校出身者の地位など民族教育の地位と処遇に関して改善されるべき問題について指摘されている。

 さらに、関東大震災に関連した各地の慰霊碑の紹介、阪神教育闘争記録画報なども掲載されている。

 問い合わせは朝鮮人強制連行真相調査団まで(TEL 03・3262・7111)。

[朝鮮新報 2008.3.24]